久々に仕事の話。
政策保有株式の増減要因を説明する資料を作っているときの一コマ。
政策保有株式は貸借対照表(以下、BS)の投資有価証券で表現されますが
その増減要因を説明したところ
上長から質問が
上司「評価差額の中に株式買付分が含まれているのでは?説明がダブってるよ」
自分「・・・・( ^ω^)・・・」
評価差額と株式買付増加分は話が別じゃね・・・・・?
こんなことがありました。
何言っているか分からないと思うので、一つずつ説明を
【前提】
A社は、2020年9月末時点 B社株式を100株 帳簿価額100,000円保有している。
2020年9月末のB社株式の株価(終値)は 3,000円でした。
その結果、A社のBSにおける投資有価証券の額は
株数(100株) × 株価(3,000円) = 300,000円
評価差額としては
時価評価額(300,000円) - 帳簿価額(100,000円) = +200,000円
そして、2021年8月 B社株式を新たに 200株(300,000円)買い付けを行いました。
2021年9月末時点では B社株式は 300株、帳簿価額 400,000円保有していることになり、
2021年9月末のB社株式の株価(終値)は 4,500円でした。
その結果、A社のBSにおける投資有価証券の額は
株数(300株) × 株価(4,500円) = 1,350,000円
評価差額としては
時価評価額(1,350,000円) - 帳簿価額(400,000円) = +950,000円
投資有価証券の増減額としては、
1,350,000 ー 300,000 = +1,050,000円
評価額の増減は
950,000 - 200,000 = +750,000円
そして今回の話。
当初の自分の説明資料では、
評価差額の増減として +750,000円、新規買付として +300,000円と説明
上司の話は、評価差額の +750,000円は分かったが、新規買付の +300,000円は話がダブっているから説明できないのでは?・・・・・と
上の計算式でも説明したとおり、評価差額はあくまで株数に株価をかけているので、新規買付した、売却したは関係ない。
2021年9月末では買付後の株数に株価をかけてるし、2020年9月末は買付前の株数に株価をかけているので
片落ちにはなってないし、買付分の +300,000円も投資有価証券の増加説明として必須なので
そもそもその説明がなければ増減の説明ができない。
上司の言い分を通すのであれば、全体 +1,350,000円のうち 評価差額増減の +750,000円は説明したとして
そのほかの +300,000円をどう説明するつもりやったんや・・・・(´・ω・`)
もちろん会社の保有株数が1社だけとかありえないので、説明上政策保有株式を1社として仮定しました。
一応結果として、上記のような説明を口頭で説明して分かってくれはしましたが、、、
口ぶりを聞くにあまり納得していない様子でしたが・・・・本当のところはどうなんやろ( ^ω^)・・・
そんなモヤモヤを抱えながら仕事は続きます。
おしまい。
あとがき
コロナ感染者がだいぶ減ってきたので、11月からフットサルが再開できるー!
リアルで友人に会うのも1年半ぶりぐらい😢